同じ誕生日の人がいる確率は?

 先日誕生日を迎えた際に、気がついたことがあります。
 当事務所は弁護士が9名在籍していますが、私と誕生日が同じ弁護士がもう一人います。さらに、在籍弁護士のお子さんの一人も、同じ誕生日です。
 結構狭い範囲で、誕生日が同じ人物が3人もいる、偶然にしては、結構すごいですよね。

 先日、「クラスに同じ誕生日の組がいる確率は?」という記事が載っていました。1年365日(今年は366日)なので、確率は低いだろうと思いました。ところがどっこい。かなり高い確率なのです。
 例えば、40人のクラスに同じ誕生日の組がいる確率は、約89%のようです。30人クラスでは、約70%。結構高いと思いませんか?この計算についての説明は、私は算数・数学が苦手なので、置いておきます。
 この問題を正答するには、日本語の読解力も実は必要です。例えば、私と同じ生年月日の人物がいるか否かとなると、確率は低くなるはずです。しかし、「同じ誕生日の組」となれば、同じ誕生日の組が365(ないし366)通りあるわけです。別に私と同じ月日である必要はなく、4月1日でも、12月31日でも良いのです。となれば、確かに、確率は上がりそうですね。
 言われてみれば納得ですが、言われないと気が付かないものです。

 ちなみに、弁護士9名+在籍弁護士のお子さん一人の合計10名とした場合、10名のうち同じ誕生日の組がいる確率は約11.6%のようです。では、10名中、私と同じという特定の日が誕生日であるのが3名もいる場合の確率は?皆さん、考えてみてください(答えの掲載はありません。悪しからず。なぜなら、私は算数・数学が苦手だからです)。

弁護士 廣田